1年で、食べものの旬を楽しむタイミングというものがあります。
今は、断然さくらんぼ。
さくらんぼ好きのわたしには、待ってましたの時期がやってきましたー。わたしの大好物は、日本一さくらんぼの収穫高が多い山形県の佐藤錦です。
とても甘くておいしい!
佐藤錦は、毎年山形のさくらんぼ農家の知人からいただきます。だから、さくらんぼにはお金を出したことのないわたし。こんな高級品をと思うと、感謝しかありません。
さくらんぼのキュートな姿カタチを見ているだけで、美力アップする気がしてしまう。
限られた時期の高級フルーツ、という特別感も、果物の宝石と呼ばれるにふさわしいですよね!
今日は、意外と知られていないさくらんぼの効果効能を見ていきたいと思います。

さくらんぼを温熱療法に活用している国もご紹介!
サクランボの栄養・効果効能
カロチン
カリウム
亜鉛
ビタミン
1. カロチンは抗酸化作用があるので、体の疲れ、目の疲れに良い
2. カリウムや亜鉛により、利尿効果あり → むくみ&貧血にも良い
3. ソルビトールにより、便秘にも効果あり
山形の方なら経験ありの「さくらんぼを食べすぎてお腹壊しちゃった」現象。(わたしは山形じゃないですが)
なんて贅沢な!と思いますよね。うん、思う。思うんだけど、わたしもおかげさまで体験してしまいました。20個くらい一気に食べたかなぁ。その後・・・、お腹くだしました。

単に食べすぎだからだと思ってたんだけど、ソルビトールなるものの仕業だったんですね。
便をゆるくする効果があるソルビトール。便秘に利用するっていうのは、大いにあり!?
ちょっとびっくりな海外サクランボ小話2つ
サクランボについて調べていたら、ちょっとびっくりな海外の小話を見つけたので、ご紹介したいと思います。
まずは、ドイツでのお話です。
古くから民間療法として人々に親しまれてきたのが、さくらんぼの種を使ったホットパック(hotpack=湯たんぽ)なんですって。
方法は簡単です。
幼い子の頭痛や腹痛をやわらげるのに、今現在でも使われている方法なのだとか。
サクランボの種の固い殻が天然の断熱材になるから、という理由で用いられる「温熱療法」です。
これは是非やってみたいです!
同じようなもので、日本の場合だと、小豆パックがありますね。
おばあちゃんの知恵袋的なかんじの、昔ながらの温熱療法。現代のエコ・ブームにもしっくりくる知恵!ただ、ドイツ版の場合は、さくらんぼの種がたくさん必要そうですねー。
みんなで食べればあっという間に集まるかな。
もうひとつは、アメリカのさくらんぼ小話。
アメリカのさくらんぼと言えば、日本のさくらんぼほど鮮やかレッドカラーではない「アメリカン・チェリー」。
そんなアメリカンチェリーは、痛風に効果があると言われているそうですよ!ビール好きさんには朗報かも。
日本だけではなく、世界でもサクランボは愛されフルーツなんですね~。
7月に入ってしまうと、あっという間に果物屋さんから姿を消すさくらんぼ。
まだ食べていない方は、急ぎましょう!
コメント