
わたしの今年の秋は、JO MALONE English Oak & Redcurrant Cologne(ジョーマローン イングリッシュ オーク&レッドカラント)をメイン・フレグランスにしています。
昨年の秋に出た「イングリッシュ オーク」シリーズは、英国・ヨークシャーの森にひそむ妖精をイメージした香りで、レッドカラントとヘーゼルナッツの2種類あります。
レッドカラントは、ジョーマローンの中では「フルーティ」に分類される1本なのですが、単にフレッシュでジューシーなだけではないところに惹かれました。

コンバイニングって何?

コンバイニングとは、ジョーマローンの
・コロン&コロン
・コロン&ボディクリーム
といったように別々の香りのものを選び、組み合わせて使うことを指します。
ジョーマローンの商品は、全てこの合わせ使いできるように香りが組み立てられているので、自分だけの香りを選ぶ楽しみも2倍!
・手持ちのジョーマローン バジル&ネロリとコンバイニングできる香り
・夏から秋にかけて使える香り
こんな香りを求めて、新宿伊勢丹のジョーマローンへ足を運びました。
・イングリッシュ オーク&ヘーゼルナッツ‥‥スパイシー
ある程度の香りの好みは誰にでもあると思います。わたしも同じく。
だけど、そのときの気分や体調、あるいは年齢によっても、好みの香りって変化して行くんですよね。
選ぶ香りによって、今の自分ってこんな気分なのかと気が付くことさえあります。
イングリッシュ オーク・シリーズにも2種類ありますが、全然違った香りの世界観がそこには存在しています。
イングリッシュ オーク & レッドカラントはこんな香り
以下、公式サイトの説明です。
夜明けの森。
摘みたてのレッドカラントのジューシーな味わい。
グリーン マンダリンの誘い。
ローズのフレッシュな香りが
ホワイト ムスクや香ばしいローステッドオークで
柔らかく包まれます。
明るく夢中にさせるような香りです。

・ハートノート:ローズ
・ベースノート:ローステッドオーク
ちなみに、一般的には、
・ハートノート=ミドルノート
・ベースノート=ラストノート
のことを指しますね。
レッドカラントとは、赤スグリのこと。ヨーロッパ原産のすっぱい果実です。
イングリッシュ オーク&レッドカラントを使った感想

最初はいわゆる酸っぱさを感じさせる甘い香りなんですね。それが、時間と共に酸っぱさが消え、甘さだけが続く。
トップに立つレッドカラントの甘さに、グリーンマンダリンが存在感を出し、2つの香りが重なり、調和し続けます。
中間に来るローズは、わたしの肌の上では、優しく優しく香り、強い主張は感じません。ベースに薄めて溶け込んだ感じ。マンダリンが勝ちます。
そして、燻したオークがじんわり温かく心地いい。ホワイトムスクと溶け合います。
ちなみにオークは、ナラの木です。ナラの木は、ヨーロッパでは頑丈さに定評のある木だそうです。
そこで、「芯の通った自分」をイメージしやすいなと思い、今のわたしの求める姿だったので、イングリッシュ オーク&レッドカラントを選んだというのもあります。
コンバイニングした感想
イングリッシュ オーク&レッドカラント + バジル&ネロリ
バジル&ネロリは、ジョーマローンでも人気の香りで、多数の他の香りともコンバイニングしやすいです!
店員さんも、「コンバイニングするなら、1本持っておくと便利」と言っていたように思います。
バジル&ネロリは「シトラス」に分類され、バジル、ネロリ、ホワイトムスクが本当にさわやかですがすがしい。それでいて、はしゃぐことなく、落ち着く香りなんですよね~。
イングリッシュ オーク&レッドカラントにもホワイトムスクがベースにあるので、この2本は時間がたったときになじみやすいです。
バジル&ネロリは、「最高におしゃれで若々しく楽しいロンドンの街からインスピレーションを得た香り」がコンセプト。
レッドカラントとコンバイニングすると、さながら「ヨークシャーの森にひそむ妖精が、ロンドンの街へさ迷いこんだ」香り!?
軽やかな秋を感じさせるコンバイニングです。冬に近い秋というより、どことなく春の陽気漂う秋、みたいな。
この秋は、ジョーマローンだからこその女性らしい香りを楽しみたいです♪
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